▶条件は相場と合っているかチェックする!
情報収集の方法としては、インターネットで検索・住宅情報誌で探す・不動産会社に訪問
などがあり、家賃相場と条件に合う物件があるか調べてみよう。
予算内で希望の物件が見つからなかったり、少ない場合は、相場に合っていない可能性
があり。 ほかの沿線や隣の駅なども候補に入れてみること。
複数の路線が乗り入れているターミナル駅周辺やおしゃれな商業施設が立ち並ぶような人気の沿線・街も家賃は高い。通勤・通学のいろいろなルートを考えて、少し離れるとおトクなエリアが見つかることもある。
▶条件をリストアップして優先順位をつける!
さらに細かい条件を設定しよう。オートロック、バス・トイレ別、洗濯機置き場、フローリング
新築、南向きなど、思いつく限りの希望をリストアップしていこう。
家賃を左右する条件は、建物の種別、最寄駅からの距離、築年数だ。 まず建物の種別では、マンションのほうがアパートより1割以上高くなる。 次に最寄駅からの距離。徒歩15分以上あるいはバス便利用の物件は駅に近い物件より安く、駐車場付きも多い。
最後に築年数。古くなればなるほど賃料は安くなる。築5年以内ではあまり変わらず、築6年以上から徐々に安くなり始めて、築10年以上になると差が出てくる。ただし、古くてもリフォームで設備などが新しく充実している場合もあるので、一概には言えないので注意したい。
すべての希望をリストアップしたら、「絶対譲れない」「できれば」「あきらめてもいい」といった具合に、優先順位をつけておけば部屋探しが断然スムーズになります。
■これだけは決めておきたい条件
【家賃】 管理費、駐車場代なども含めて毎月支払える金額を決めておく。
【立地】 通勤・通学を考えて、どこからどこまでとある程度幅を持たせておく。
【間取】 使い方を考えて部屋数、広さを決める。キッチン、収納など特定の場所で広さの希望があれば同時に決めておく。
【種別】 マンションかアパートか一戸建てかで、探す場所や家賃などが大きく異なるので必ず決めておくこと。
【距離】 徒歩5分以内、10分以内、あるいはバス便でも可能など具体的に決めておく。
【築年数】 新築か、それ以外か。それ以外であれば築何年くらいまでか。築10年以上なら賃料が安い場合も。
【こだわり条件】 駐車場の有無、部屋の階数(1階かそれ以外でも可か)、特定の設備の有無(エアコン、システムキッチン)、ペット、楽器などの条件。また、環境、間取りでこだわりたい点、自分にとって譲れない点なども挙げておく。