▶解約の通知
解約をする場合は、契約書に記載の指定期間内に管理会社に連絡すること。電話だけでの連絡はトラブルとなる可能性があるので、「解約通知書」を必ず送ろう。転居先のめどが立つ前に解約通知を出してしまうと、次の家が見つからなくても期日に出ていかなくてはならない場合も。解約と契約のタイミングは、計画的に考えることが大事です。
【ここに注意!】すぐに解約はできないので注意して
解約しようと思っても、たとえば3日後や1週間後などすぐ解約はできない。
1ヵ月前や2カ月前など、解約通知を出す期限が契約書に記載されているので、必ず早めに確認しておこう。
▶引越し先を決める
解約して引越そうと決めたら、余裕をもったスケジュールで転居先を探すこと。
解約日が間近に迫ってから、探しはじめ、万が一見つからなかった場合でも家を出ないといけないので要注意。転居先が決まったら、次は引越し方法を決めよう。自分でやるのか、プロの業者に頼むのか、時間とお金、労力の3つを頭に入れて、どの方法がベストなのかしっかり考えて選ぶこと。
【ここに注意!】解約日から逆算して家探しを始めること
解約通知を提出するころに転居先の契約をするなり、契約目前の状態にしておけば安心。
そう考えると想定した解約日から逆算して2カ月前くらいに家探しをスタートするのがベター。
▶退去の手続き
退去する数日前までに、電気、ガス、水道、電話などの公共料金の解約手続きと精算を必ずすませておくこと。
解約日に立ち会わなくてはならない可能性もあるので、早めに連絡しよう。引越し日以降で、大家さんや管理会社の立ち会いのもと、室内の状況を確認し原状回復の範囲を決める。そして鍵などを返却して部屋を明け渡す。事情によっては立ち合わなくていい場合も。
【ここに注意!】スペアキーは必ず返却すること
退去の際には、入居時に渡された鍵を返却しなければならない。もちろんスペアキーも返却。
そのほか、エアコンや給湯器など、室内設備の取扱説明書も返すので、なくさないように。
▶転居時のポイント
転居先が決まったら、最寄りの郵便局へ転居届(用紙は郵便局にあり)を提出するのを忘れずに。この届けを出せば、旧住所宛ての郵便物を1年間、転居先の新住所に転送してくれる。転居の場合、旧住所の市区町村役所に転出届を提出し、転居先の市区町村役所で住民票の転入届や印鑑登録の申請をする必要がある。
【ここに注意!】引越しのゴミは責任をもって処分
引越しで出たすべてのゴミは、責任をもって処分すること。
退去後、室内やゴミ置き場に引越し時に出たゴミがあった場合は、ゴミの処理費用を請求されるケースも。